〈第47回食品産業技術功労賞〉ネスレ日本「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー」
独自の「厳鮮アロマキープ製法」を導入し、香りを多く含む成分をより厳しい基準で管理し、酸化の原因となる空気との接触を低減することで香りを封じ込め、「香り」「コク」「淹れたて感」の向上を実現した。
また、昨年3月には、オフィス向けにボトルコーヒー専用の「ネスカフェ アイスコーヒーサーバー」を投入し、今年4月にはクレマが楽しめる新感覚のアイスコーヒーが家庭で簡単に作れる「ネスカフェ ボトルコーヒー」専用の「ネスカフェ ゴールドブレンド アイスコーヒーサーバー」を展開。家庭、オフィス、さらには有名レストランなどで楽しみ方を広げている。
ネスレ日本 飲料事業本部 液体飲料ビジネス部部長 永田真一氏
〈品質重視で新規顧客を開拓〉
今年でブランド誕生から50周年を迎えた「ネスカフェ ゴールドブレンド」は、長い間多くのお客さまに楽しまれてきた。2015年には初めて「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め」製品として、900mlペットボトルのアイスコーヒーを新発売した。
「ネスカフェ ゴールドブレンド」は、「ネスカフェ」の中の代表格の代表格のブランドとして、より多くのお客さまに親しんでいただくために、同年春のボトルコーヒーに加えて、秋からはミックスタイプやレギュラーソリュブルコーヒーなどの「ネスカフェ ゴールド ブレンド コク深め」製品を発売し、ラインアップを拡大した。
「同コク深め」は、味がしっかりしているので、アイスコーヒーでもアイスカフェラテでもお客さまに喜ばれる商品となっている。品質を重視したからこそ、外食のトップシェフからの評価も高まっていった。
さらに、新しいユーザーを取り込むために、カフェインレスタイプやアイスコーヒーサーバーなどを展開することで、今まで家庭内ではアイスコーヒーを飲まれていなかったお客さまにも飲んでいただけるようになっていった。今後も新しいユーザーを拡大する活動を「ネスカフェ ゴールドブレンド」のブランドで積極的に取り組んでいきたい。
〈食品産業新聞2017年12月4日付より〉