イノセントが“まんま、飲むフルーツ”商品の販売エリアを拡大、ヨーロッパナンバーワンのチルド果汁ドリンクカンパニーが次の一手
ヨーロッパナンバーワンのチルド果汁ドリンクカンパニー「イノセント」の日本法人であるイノセントジャパン合同会社は、“まんま、飲むフルーツ”の「おおまじめストロベリー」「やんごとなきマンゴー」「やんちゃなキウイ」(各235mlPET/税別277円)を、4月28日から関東地域で、5月5日から全国に販売エリアを拡大して発売する。
3商品は果汁100%で、濃縮還元果汁を不使用。甘味料、合成着色料、増粘剤も使用していないことが特徴。1本にフルーツ200g以上が入っている。ナチュラル志向でヘルシー、そしてポップな商品名が特徴だ。
新登場するのは「やんちゃなキウイ」。キウイ、りんご、パイナップル、ぶどう、ライムの果物が入っているという。100mlあたり47kcal(同社推定値)。
イノセントジャパンは、2019年7月の日本上陸以来、若者を中心にファンを増やしている。今回から新しい戦略として、展開エリア拡大を全国に拡大するとともに、販売価格を税別298円から税別277円に変更し、買いやすい価格とした。
さらに、これまでは果汁・野菜汁100%の「ゴージャスグリーン」を展開していたが、新商品の「やんちゃなキウイ」に販売アイテムを変更することで、全アイテムが果汁ドリンクとなる。
多くの日本人はフルーツ摂取頻度が低いことから、さまざまなシーンで手軽にフルーツを取り入れられるようにし、毎日を健康で楽しく過ごしてもらう考えだ。
〈「健康意識の高い人ほどフルーツを摂取」、日本人のフルーツ習慣を調査〉
イノセントジャパンは、このほど日本人のフルーツ習慣の調査を行い、20~40代の半数以上はフルーツ摂取頻度が週に1回以下で、約8割が1日のフルーツ摂取目安の200gを知らず、また摂れていないことがわかったことを明らかにした。
フルーツの摂取頻度(イノセントジャパン調査)
これは、フルーツ摂取の推進を目的に調査したもので、働く20~40代の男女400名と、健康・美容意識が高い人など150名(栄養士50名、スポーツ選手50名、モデル50名)を対象に、フルーツの摂取シーンや頻度をインターネット調査で調べたもの。(調査時期は2020年2月下旬)。
フルーツ摂取に関する今回の調査では、厚生労働省・農林水産省が1日200g以上のフルーツ摂取を推奨しているものの、働く20~40代の男女400名のうち、その事実を86.5%が知らず、また約8割(79.5%)が摂取目安に到達していないという。
また、毎日の摂取が推奨されている中で、半数以上(53.8%)がフルーツを「週に1回以下」しか食べておらず、全く食べていない人も23.5%いる状況だ。
フルーツを摂らない理由のトップ3は、「値段が高いから」(49.6%)、「食べるまでの処理が面倒」(46.5%)、「食べる習慣がない」(38.2%)。
また、「週3回以上」フルーツを摂取している人の割合は、一般人では37.8%だったが、健康・美容意識の高い人たちでは多い結果となり、栄養士では66%、スポーツ選手とモデルはそれぞれ62%という結果になったという。
イノセントジャパンでは、日本人のフルーツ摂取不足の現状を受けて、フルーツ摂取を呼びかけるオリジナルムービー「フルーツニュース」を公開している。