「綾鷹」秋戦略は“食事と一緒に”、在宅時間の増加が背景に/コカ・コーラシステム

「綾鷹 豊かな食卓キャンペーン」展開(コカ・コーラシステム)
コカ・コーラシステムは、緑茶ブランド「綾鷹」で「綾鷹 豊かな食卓キャンペーン」を8月17日から開始した。コロナ禍により自宅で過ごす時間が増え、食事に対する意識の変化を捉え、急須でいれたようなお茶の旨みで、いまの時代の食卓を豊かにするねらいだ。

キャンペーン内容は、「綾鷹」ロゴ入り「RIEDELグラス」2個セットや、京都老舗料亭「一子相伝 なかむら」の中村元計料理長セレクトの「奥井海正堂 絶品だし」といった、食卓で「旨みを味わう」一品が抽選で合計4000名に当たるもの(11月30日まで)。

これまでも“食事と一緒に”飲用する訴求は行っていたが、ここまで大掛かりなキャンペーンは「綾鷹」ブランドでは初めてという。日本コカ・コーラの調査によれば、緑茶飲料は“食事と一緒に”の飲用シーンが約21%を占めており、今年の自炊意識と時短意識の高まりを受けて、秋からの展開を決めたという。

同社は、オンラインイベントを同日開催し、「綾鷹」ブランドアンバサダーの吉岡里帆さんと、特別ゲストとしてお笑いコンビ・かまいたちの山内健司さん、濱家隆一さんが登場。3人は「おうちごはんに欠かせないコト」をテーマに語り、吉岡さんは「ゆっくり作って、ゆっくりいただく」、山内さんは「息子との食事」、濱家さんは「お気に入りのお皿(西川きよし師匠からの結婚祝い)で朝食をとる」と、それぞれ食事で心がけていることを紹介した。

「綾鷹」ブランドアンバサダー・吉岡里帆さん

「綾鷹」ブランドアンバサダー・吉岡里帆さん

 
日本コカ・コーラ社緑茶グループの井上元作シニアマネジャーは、「当社の調査で、緑茶飲料製品は、食事と一緒に飲まれるケースが2割強の割合であることがわかっている。特に今年は、コロナ禍で外食に行かれる回数が減り、調査でも約60%の方が“外食を控え自炊するようになった”と回答されている。より食事のシーンを捉えることの重要性が増しており、食事時に“綾鷹”を選んでもらえるように取り組んでいく」と話した。
 
また、「ストレスがかかる環境で過ごす方が多いコロナ禍で、“綾鷹”は昔ながらの急須の味わいや旨味により、少しでも皆様の生活に豊かさを感じてもらえる情緒価値を提供できればと考えている。食事の時間をさらに豊かにできるようなお手伝いをさせていただきたい」とした。
 
なお、同社は「綾鷹」ブランドアンバサダーの吉岡里帆さんが出演する「~吉岡里帆さんとひと工夫!~ #綾鷹とひと工夫で旨み豊かな食卓」動画も、「コカ・コーラ」公式YouTubeチャンネルで8月17日から公開している。
 
◆動画視聴=「コカ・コーラ」公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCSNPkJEAEKUSMLbDY6Gi3WQ