子ども向けスティック飲料「ブレンディ とけた!」発売、AGF初の挑戦、子育て世代のファンと共同開発
ラインアップは、「『ブレンディ とけた!』ココア・オレ 9g×30本」と、「『ブレンディ とけた!』いちご・オレ 7.8g×30本」、「『ブレンディ とけた!』アソート 30本(ココア・オレ15本、いちご・オレ15本)」の3種類。牛乳にスティック1本を溶かして手軽に作ることができ、カルシウム・鉄・ビタミンDが補給できる。AGFが子ども向けにスティック商品を展開するのは初めて。
味の素AGFは約10カ月前からプロジェクトをスタートし、“親子で楽しめる”新しいスタイルの「ブレンディ」スティックの開発に取り組み、約32万人いる自社サイト会員(AGFパートナー)の中でも子育て世代の21名のメンバーと座談会をオンライン含めて4回行った。話し合いを通じて、中味やパッケージ、ネーミングまで、全般的に決めていったという。商品名の“とけた!”は、牛乳に溶けた!と、スティックに記載しているクイズの問題が解けた!、そして会話により親子のココロがとけた!の意味がある。
味の素AGF「ブレンディ とけた!」スティックに記載しているクイズ例
発売に先立ち10月28日に開催した発表会には品田英明社長が登壇。品田社長の説明によると、「ブレンディ とけた!」シリーズは、AGFラウンジの会員と、「コンセプト」「味」「ネーミング」「容量まで」まで一緒に作った初めての取り組みで、同社にとっては「チャレンジそのもの」だったという。
味の素AGF 品田英明社長
品田社長は、「そのような挑戦から出来上がった商品なので、まずはここまで作り上げることができたことに大変感動した。『ブレンディとけた!』シリーズが、家庭での親子の触れ合いの一助になれたら嬉しく思う。お子様のココロとカラダの成長をサポートしていきたい」などと話した。
「ブレンディ とけた!」シリーズを担当するECビジネス部の山本倫子商品開発グループ長によると、同社の調査では、子どもが飲む飲料に親が期待することは、健康や成長への期待と、喜んで飲んでくれることが重要なことが分かったという。そこで、今回は“親と子どもに寄り添う”商品を目指した。
味の素AGF 山本倫子商品開発グループ長
山本グループ長は、「『ブレンディとけた!』という商品を通して、お子様のたくさんの笑顔が生まれるとうれしい。そして、お子様の笑顔を通して、お父様とお母様の笑顔が生まれるような商品になればいいなと思っている」と話した。
また、「(スティックに記載している)クイズは全48問あり、親子の会話のきっかけにしていただきたい。また、おみくじのように取り出す箱にしたので、毎日飲むのが楽しみになってもらえたら」と語った。
味の素AGFのスティック飲料は、コーヒーや紅茶などのラインアップが多く、これまで、大人のカフェタイム時に子どもが飲みやすいフレーバーがなかった。
今回、子どもに人気の「ココア」と「いちご」の2つの味をラインアップすることで、親子みんなで気軽にカフェタイムを楽しめるようになった。また、スティックで計量がいらないため、子どもは自分で作る楽しさも実感できる機会になりそうだ。
〈「ブレンディ とけた!」シリーズ製品概要〉
◆「ブレンディ とけた!」ココア・オレ 9g×30本、税抜1500円
◆「ブレンディ とけた!」いちご・オレ 7.8g×30本、税抜1500円
◆「ブレンディ とけた!」アソート 30本(ココア・オレ 9g×15本、いちご・オレ 7.8g×15本)、税抜1600円