コカ・コーラのアプリ「Coke ON」2500万ダウンロード突破、コロナ禍で対応自販機のキャッシュレス決済が50%超

コカ・コーラのアプリ「Coke ON」が2500万ダウンロード突破(画像はイメージ)
〈“ポイ活”で歩けばポイントがたまることで女性層の流入増加〉
日本コカ・コーラは2月3日、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON」(コークオン)のダウンロード数が、2021年1月末時点で2500万ダウンロードを突破したことを発表した。

「Coke ON」の対応自動販売機での製品購入や、アプリ内のキャンペーンを通じてスタンプをためると、スタンプが15個ごとに1本分のドリンクチケットを獲得できることが特徴だ。

2016年4月のサービス開始以来、2018年からは歩くだけでドリンクがもらえる「Coke ON ウォーク」、2019年には決済サービスを登録してキャッシュレスで自販機が利用できる「Coke ON Pay」、バーコード等を読み取ることができる「Coke ONカメラ」を開始するなど、継続的に機能やサービスを強化してきた。現在、「Coke ON」に対応した自販機は、全国37万台を超える規模に拡大しているという。同社担当者は、「幅広い年代の方に利用していただいているが、特に女性の方の利用が多くなっている」と話す。

新型コロナウイルス感染症の影響により、生活や行動様式が大きく変わる中、自動販売機に触れることなく、キャッシュレスで製品を購入できる「Coke ON Pay」の利用が大きく伸びている。同社によれば、各決済サービスとの共同プロモーションも後押しし、「Coke ON」を通じた自販機に触れずにドリンク購入ができる、キャッシュレス決済は50%を突破しているという。

また、歩数計と連動し、日常生活の中で体を動かすことで参加できる「Coke ONウォーク」サービスは、手軽な「ポイ活」としても多くの人に利用され、2021年2月現在、約920万人が利用するサービスとなった。

「Coke ON」は、年間を通じてキャンペーンを実施することで利用者を増やす試みを行っており、現在は自動販売機だけでなく、コンビニやスーパーでの製品購入でも「Coke ON」アプリ内のコードリーダー機能を用いて、スタンプをためられるキャンペーンを実施している。