タリーズコーヒーの家庭向けドリップ「ザ バリスタズ ロースト」発売、“外に出づらい人にもおいしさを”/伊藤園

伊藤園「TULLY'S COFFEE THE BARISTA’S ROAST」(STANDARD、MILD、HEAVY)
伊藤園は、スペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」で味わうようなおいしさを目指す「TULLY’S COFFEE」ブランドから、「TULLY’S COFFEE THE BARISTA’S ROAST(タリーズコーヒー ザ バリスタズ ロースト)」を全国のスーパーや量販店で6月7日から発売する。“焼きたて、挽きたて、淹れたて”のおいしさを家庭で楽しめるドリップコーヒーシリーズだ。

「TULLY’S COFFEE THE BARISTA’S ROAST」は、タリーズコーヒーのバリスタが監修したコーヒーを家庭などでも手軽に味わえるドリップバッグ。原材料には厳選したアラビカ種100%のコーヒー豆を国内焙煎し、こだわりの香りを引き出した。

豊かな香りとコクの「STANDARD」、芳醇な香りと適度な酸味の「MILD」、コク深い飲みごたえの「HEAVY」の3種類(各9g×6袋/税込513円)を展開するほか、3種の味を楽しめるアソートタイプや1袋タイプも用意取り揃えている。おいしく抽出しやすい丸型フィルターを採用し、付加価値型のコーヒーを提案する。

伊藤園マーケティング本部の志田光正本部長は、5月25日に開かれた発表会で新商品の開発背景には、“おうち時間”をより豊かにしたいという考えがあったとする。「外に出づらい環境がある中で、自宅でもコーヒーのおいしさや、楽しさを知っていただきたい。そして、コロナが収まってきた時には、ぜひタリーズのお店に来て楽しんでいただきたい。その際には、最高のスペシャルティとホスピタリティでお迎えしたい」。

また、リーフブランドグループの吉田達也ブランドマネジャーは、コロナ禍で飲む頻度が増えた飲料を調査したところ、コーヒーが圧倒的で31%、緑茶は2位で25%の結果だったとする。市場成長性については次のように語る。「“おうち時間の充実”とテレワークの増加を背景に、“どうせならおいしいものをじっくり味わいたい”というニーズがある。さらに、コーヒーの簡易ドリップ市場は約600億円で、10年で2倍に増加している。中でも2020年は高価格帯の製品が前年比32%伸びた」。

「TULLY’S COFFEE THE BARISTA’S ROAST」のCMキャラクターの木村文乃さんは、「(コーヒーを)淹れる時から楽しみの時間が始まる。大人時間って、こういうことなんだと。贅沢です」と笑顔で話した。

CMキャラクター 木村文乃さん

CMキャラクター 木村文乃さん