「ネスカフェ ドルチェ グスト」が色鮮やかな「ブルーラテ」発売、日本独自の期間限定品を展開/ネスレ日本

ネスレ日本「ネスカフェ ドルチェ グスト ブルーラテ」
ネスレ日本は、カプセル式コーヒーメーカーの「ネスカフェ ドルチェ グスト」から、期間限定の新メニューとして専用カプセル「ネスカフェ ドルチェ グスト ブルーラテ」(10杯分/980円税込)の販売を9月16日からオンラインで開始した。

「ネスカフェ ドルチェ グスト ブルーラテ」は、熱帯地域に生息するマメ科の植物“バタフライピー”を使用したハーブティーをベースに、ミルクのまろやかさ、アプリコットやライチのフルーティーな風味が特長のティーラテ。バタフライピー由来の自然から生まれた鮮やかな青色とミルクフォームが魅力となっている。カフェインを含まないため、日中だけでなく、夜のリラックスタイムでも安心して楽しめる。

「ネスカフェ ドルチェ グスト」のカプセルは、通常海外から輸入しているが、今回の「ネスカフェ ドルチェ グスト ブルーラテ」や、3月に発売した「ネスカフェ ドルチェ グスト ティーラテアソート」といった期間限定品は、日本独自のチームがコンセプト開発から製品化までのプロセスを全て見ている。

従来から展開するブラックコーヒーやカフェバラエティに加え、カフェトレンドを取り入れた期間限定カプセルを製品化することで、より魅力的な飲み物をターゲットユーザーの30〜40代カフェ利用者や、若年層に楽しんでもらうねらいだ。

発売にあたっては、ネスレ日本が直営で展開する駅カフェの「ネスカフェ スタンド」で2020年10月に複数の種類をテストし、アンケートを行って購入意向などを聞いたという。それによれば、注文者の7割は女性で、そのうち半分は40代未満。約8割が味覚評価で満足と答え、「ブルーで癒された」「甘みもあるが後味がさっぱりしている」の声が寄せられたとし、期待を寄せる新商品だ。

「ネスカフェ ドルチェ グスト」は、2006年にスイスで誕生し、2007年から日本でも発売され、現在、世界85カ国以上の市場で展開されている。日本国内ではカプセル式コーヒー市場でシェアトップであり、現在までの累計出荷台数は約350万台となった。コーヒーメーカーは幅広い色やデザインをラインアップしている。

自宅で手軽にカフェクオリティのレギュラーコーヒーや抹茶、ミルクティー、ココアなど、20種類を超える豊富なバラエティメニューがボタン一つで楽しめることが特徴だ。さらに、独自開発された「スターバックス」ブランドのカプセルも1杯ずつ楽しめるようになっている。

ネスレ日本コーヒーシステムビジネス&スターバックスCPG部の古山裕巳部長は、次のように語る。「期間限定品は、日本の市場のために考えた。第1弾の期間限定品“ティーラテアソート”が成功したので第2弾に取り組んでいる。“ブルーラテ”は、2021年2月に発売したスターバックス家庭用コーヒーの“サクラ ストロベリー ラテ”がヒントになった。液色の見た目の可愛さから、若年層の反響が大きかったことから色に注目した」。

ネスレ日本コーヒーシステムビジネス&スターバックスCPG部 古山部長

ネスレ日本コーヒーシステムビジネス&スターバックスCPG部 古山部長

 
「ネスカフェ ドルチェ グスト」の専用カプセルは、世界的に製品の需要増加と国際輸送のひっ迫により、製品の安定供給が困難となり、2021年4月から5月中旬まで販売を一時休止していた。しかし、家庭内需要は引き続き高く、5〜8月の国内累計実績は、前年比プラスで推移している。

ネスレ日本「ネスカフェ ドルチェ グスト」シリーズ

ネスレ日本「ネスカフェ ドルチェ グスト」の専用カプセル

 
今後は、ブラックやラテ、さらにティーといった主力品とともに、カフェのトレンドなどに合わせた期間限定品を展開し、ブランドからニュースを発信して魅力を高める考えだ。定期購買の「定期お届け便」の取り組みも含め、顧客のニーズと向き合うきめ細やかな活動が国内外で注目されている。