ワインのような大人の果汁飲料「Doleワイナリーから葡萄の雫」、チーズや食事と一緒に、雪印メグミルクが新提案
ワイナリーから調達した果汁を使用し、ワインのような樽感や醗酵したような香りが感じられる仕立てにした。赤はカベルネ・ソーヴィニヨン、白はシャルドネをそれぞれ製品中に10%配合。「赤」は赤ぶどう果汁の濃さを活かした飲みごたえがあり、後味にはワインのような渋みが残る味わいに、「白」は「赤」と比べてスッキリと飲みやすく、白ワインのようなキリっとした切れの良さが感じられる味わいとなっている。ともに常温保存可能。
競合ひしめく果汁飲料市場の中で、雪印ならではの提案も行う。「味覚センサー」(人工知能AI味覚分析装置の開発や味覚に関するコンサルティングを行うAISSYと、慶應義塾大学の共同研究グループが開発した技術)を使って、雪印のチーズとの相性分析を実施し、特に相性の良かったチーズを「特におすすめのチーズ」として、「Doleワイナリーから葡萄の雫」のパッケージ裏面にそれぞれ掲載した。「赤」には相性度95.4点の「雪印北海道100芳醇ゴーダクラッシュ」、「白」には相性度87.6点の「6Pチーズコクとうまみ」をペアリングした。
なお雪印の調査によると、果汁飲料は主に朝食時や休憩時、おやつ時に飲まれていて、夕食前後など「夜のシーン」はあまり飲まれていないという。また時間帯別の目的飲用では、午前中は栄養補給やエネルギーチャージのため、これに対し午後は癒しや気分転換、ご褒美で飲んでいる傾向にあるという。今回、ぶどう果汁飲料とチーズとの食べ合わせ、ペアリング提案という新しい楽しみ方の発信で、飲用を「夜シーン」でも増やしたい考えだ。