ヒカキンTVに小池都知事、新型コロナで食料品や日用品の買い溜め“心配なし”呼びかけ

YouTube「小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた【ヒカキンTV】【新型コロナウイルス】」
新型コロナウイルスに関連し、人気YouTuber・ヒカキンさんのYouTubeチャンネル「ヒカキンTV」の動画に、東京都の小池百合子知事が出演し、注目されている。これは、ヒカキンさんが小池都知事に新型コロナ対策についてさまざまな質問をする内容を、約21分の動画にわかりやすくまとめたもの。4月10日の公開から14時間で530万回以上再生されており、若者を中心に幅広い世代が視聴したもようだ。

ヒカキンさんの質問の中には、食料品や日用品の流通に関するものがあり、「緊急事態宣言が出ても、(食料品や日用品の)買い溜めなどはしなくても心配ないですか」という問いかけに対し、小池都知事は「その点は全然心配ありません。お店は普通にやっていますし、物流も止まらないので心配はありません。買い溜めや買い占めなどは、むしろ避けていただきたいと思います。大丈夫です」と語っている。

YouTube「小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた【ヒカキンTV】【新型コロナウイルス】」

さらに、ヒカキンさんが、「最近よく聞くソーシャル・ディスタンスとはどういう意味なんでしょうか」と質問したところ、小池都知事は、「人と人との距離を6フィート、つまり1.8m~2mくらい空けましょうということなんです。これは、3つの密(密閉、密集、密接)と密接に関係しています。人と人との距離を離しておくと、その分感染の危険が減るという話ですね。ソーシャル・ディスタンスは、社会的距離と呼んでいます」とした。
 
また、小池都知事は解説の図を掲げながら、「ソーシャル・ディスタンスを全く何もしない時は、感染する確率が5日後に2.5人にうつってしまいます。その人たちがまた活動しますので、1カ月後には406人にまで広がってしまいます。それを、50%意識しますと、一気にそれが半分に減って5日後に1.25人、そこから1か月後に広がるのは15人。さらに、とても意識した75%の場合、5日後に0.625人に感染して、そこからの広がりは、1か月後2.5人に感染を抑えられます。ということで、ソーシャル・ディスタンスは、世界的には社会の常識となっています。新しい常識にしていきましょう」と話した。
 
ヒカキンさんの動画は、効果音やテロップなどにより、誰でもわかりやすく編集されていることが特徴。幅広い世代で新型コロナウイルス対策の理解が進む助けになりそうだ。
 
◆動画視聴=YouTube「小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた【ヒカキンTV】【新型コロナウイルス】」
https://www.youtube.com/watch?v=ofCsslfc-So