ファミマ“肉弁当四天王”展開、ビーフハンバーグ・油淋鶏&炒飯、特製とんかつ・炙り焼チキンステーキ/ファミリーマート

ファミリーマート“肉弁当四天王”
〈肉にこだわり夕食需要を開拓〉
ファミリーマートは2月1日から順次、肉をメインにした弁当4品「肉弁当 四天王」を展開している。

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2月1日発売が「肉の旨み感じるビーフハンバーグ弁当」「香味野菜だれ香る!油淋鶏&炒飯弁当」の2品。2月8日発売が「二段仕込みで旨みしみ込む炙り焼チキンステーキ弁当」「肉の旨みとやわらか食感!特製とんかつ弁当」の2品。全て本体価格554円(税込598円)で、同社の弁当としては最高値になる。販売期間は約2カ月を予定している。

ファミリーマートでは、長引くコロナ過による自炊疲れで、夕食を手軽に済ませたいという人が増えていること、同社の独自アンケートで「テンションが上がる弁当といえばなんでしょう」という質問に対し、「バラエティに富んだ幕の内弁当」(回答率20.6%)、「ヘルシーな野菜のお弁当」(11.5%)、「さっぱりおいしい魚のお弁当」(10.3%)を抑え、約半数の48.8%の人が「旨みが感じられる肉のお弁当」と回答したことから、今回の「肉弁当 四天王」を発売することにした。

今回の4品は、家庭で作るのには手間がかかるもの、夕食に適したメニューという観点で選定した。

ビーフハンバーグ弁当は、ひき肉を焼く直前まで0℃以下で管理し、180℃以上の高温で表面をしっかり焼くことで旨みを閉じ込めた。

ファミリーマート「肉の旨み感じるビーフハンバーグ弁当」(肉弁当四天王)

ファミリーマート「肉の旨み感じるビーフハンバーグ弁当」(肉弁当四天王)

 
油淋鶏&炒飯弁当は、中華料理で人気の2品を組み合わせ、添付の香味野菜ソースを後がけすることで、風味が飛ばないようにした。

ファミリーマート「香味野菜だれ香る!油淋鶏&炒飯弁当」(肉弁当四天王)

ファミリーマート「香味野菜だれ香る!油淋鶏&炒飯弁当」(肉弁当四天王)

 
炙り焼チキンステーキ弁当は、鶏肉を1度目は清酒と生姜、2度目は醤油と米麹の2回に分けて漬け込むことで、味がよくしみ込み、食感も柔らかいステーキに仕上げた。

ファミリーマート「二段仕込みで旨みしみ込む炙り焼チキンステーキ弁当」(肉弁当四天王)

ファミリーマート「二段仕込みで旨みしみ込む炙り焼チキンステーキ弁当」(肉弁当四天王)

 
とんかつ弁当はロース肉を冷凍せずにチルドで輸入し、低い温度でじっくり時間をかけて揚げることで、冷めても柔らかいとんかつに仕上げた。

ファミリーマート「肉の旨みとやわらか食感!特製とんかつ弁当」(肉弁当四天王)

ファミリーマート「肉の旨みとやわらか食感!特製とんかつ弁当」(肉弁当四天王)

 
4品ともメインのおかずのほかに、バラエティがあり、彩りにもこだわった副菜を添え、夕食として満足度の高い弁当を目指した。
 
ファミリーマートでは、昼食はカロリーや価格を抑えても、夕食はしっかり摂りたいという女性も多いと見る。メインターゲットは設けず、老若男女幅広い層の獲得を狙う。昼食は税込み356円の「トクトク弁当」などとサラダなどの組み合わせ購入、夕食は「肉弁当 四天王」と、棲み分けて訴求していく考えだ。
 
◆ファミリーマート「肉弁当 四天王」公式情報