「東京マラソン」を食品企業らが応援 トマト7万個、パン、飲料など配布

「東京マラソン」過去大会の様子
今回で12回目となる「東京マラソン2018」が2月25日に開催される。「東京マラソン」は、参加ランナーが3万6,000人を越えるアジア最大規模のマラソン大会。加えて今大会は、2020年の東京オリンピックの日本代表選手選考競技会の出場資格をかけた大会であることから、例年以上に熱戦が繰り広げられることが期待されている。

同大会には食品メーカーらも協賛、各社の持ち味を活かして、ランナーのサポートに取り組む。

〈ミニパン2万8,000個を供給/山崎製パン〉
「東京マラソン」への山崎製パンの協賛は今回で10年連続。同社は、女性ランナーへの公式ナンバーカードスポンサーとして協賛。参加ランナーの給食用として、ミニパン2万8,000個なども供給する。

また、22日~24日に東京ビッグサイト開催されている「東京マラソンEXPO2018」に出展し、「ランチパック」シリーズを販売。東京のブランド豚「TOKYO X(エックス)を使用したカレーをサンドした「ランチパック(TOKYO Xカレー)」(パッケージに東京マラソンのコースマップをデザイン)、全粒粉入りパンを使用した新シリーズも販売している。

〈「ポカリスエット」32.5万杯、「カロリーメイト ゼリー」1万個など/大塚製薬〉
初年度から12年連続で「東京マラソン」に協賛している大塚製薬は、ランナーのトータルコンディショニングを科学的根拠に基づいた製品で支援する。レース中には、「ポカリスエット」を紙コップで32.5万杯、「カロリーメイト ゼリー」を1万個、ゴール後は、「ポカリスエット」と「カロリーメイト ブロック」をランナー全員に配る。

「東京マラソンEXPO」では、ランナーをサポートする製品や情報提供を行う展示ブースを設置。アンケートに回答した先着5,000名にコンディショニング栄養食「ボディメンテ ゼリー」を提供している。

〈トマト7万個/カゴメ〉
カゴメは「東京マラソン」の協賛社として7万個の「東京マラソン公認トマト」をランナーに配布する。

「東京マラソンEXPO」ではブースを出展、1日の野菜摂取目安量である350g分の野菜を当てるゲームや野菜クイズなどを行っている。また12日には都内で女性のための野菜と運動セミナーを開催。元ビーチバレー選手の浅尾美和さんと公認スポーツ栄養士の上野真子さんのトークセッションを実施した。

〈「アサヒ ドライゼロ」8万7,000本/アサヒビール 「バナペン」で応援/ドール〉
アサヒビールは、ノンアルコールのビールテイスト飲料「アサヒ ドライゼロ」8万7,000本を配布。

協賛11年目を迎えるドールは、前回大会に向けて同社が開発した”バナナ専用ペン”、「バナペン」を使い、バナナにメッセージを書いてランナーを応援するキャンペーンを展開。

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