リブ専門店「ロウリーズ」、日本創業の赤坂で再挑戦
同社は2001年、赤坂に日本1号店をオープンしたが14年3月、出店していた赤坂ツインタワーの建て替えにより閉店。日本創業の地である同地への出店は、再チャレンジとなり、ビジネスユースからファミリー層までさまざまな客層を呼び込む。
ロウリーズ・ザ・プライムリブは1938年、米国ロサンゼルスのビバリーヒルズにプライムリブ専門店として誕生。米国4店舗、アジアで4店舗、国内では赤坂店を含めて3店舗(恵比寿、大阪、赤坂)の計11店舗を展開している。プライムリブとは、上質な骨付きの米国産牛肉に特製のスパイスを塗り込み、時間を掛けて焼き上げたアメリカンスタイルのローストビーフ。同社は、自らシルバーカートをデザインし、その中にローストしたプライムリブを縦置きにし、客の目の前で、好みの焼き加減、カットで提供するオリジナルのサービスを構築した。ディナーでは、約120gの「トーキョーカット」(税別4000円)から約500g強の「ダイヤモンド・ジム・プレーディーカット」(同9600円)まで用意。米国内で高い評価を受けるクリーンストーン社のブラックアンガスビーフを使用し、低温でじっくりとローストした逸品だ。
国内3店舗目となる赤坂店は、エントランス部分に開放的なカフェ&バーラウンジ「フランクバー」を設け、メーンダイニングは天高5mのダイナミックな空間に220席のテーブル席を配し、3部屋の個室も用意した。ビジネスやプライベートなどさまざまなニーズで利用できる。想定客単価はランチ3500円、ディナー1万2000円。
〈食品産業新聞2017年10月23日付より〉