幸楽苑、“ラーメン業界日本初”非接触型「配膳ロボット」実証実験を開始、コロナ予防や人手不足解消を図る

株式会社幸楽苑ホールディングスは8月27日から、「幸楽苑本宮店(福島県本宮市)」で、新型コロナウイルス感染症の予防や人手不足解消を目的とした、非接触型の自動配膳ロボット「K-1号(ケー・イチゴウ)」の実証実験を開始する。

新型コロナウイルス感染症を予防し、店舗スタッフの負担軽減を図るため、今回の配膳ロボット導入に至った。配膳ロボット「K-1号」は、センサーを搭載しており、人や物にぶつからず安全に走行できる。また、音声案内も可能で、エンターテイメント性も兼ね備えているという。

まず、利用客はテーブルに設置してあるタブレットで料理を注文する。店舗スタッフが出来上がった料理をロボットのトレーに乗せ、タッチパネルで移動を指示すると、ロボットがテーブルまで料理を運ぶ。利用客が料理を受け取った後は、音声案内にしたがい、頭のセンサー部分に手をかざすと、ロボットが厨房に戻る仕組みになっている。

幸楽苑は、「“ロボット従業員”K-1号との交流体験を楽しんで欲しい。今後も、最新のテクノロジーを活用することで、店舗の省人化・デジタル化を目指していく」としている。

〈「幸楽苑本宮店」店舗情報〉
◆住所
福島県本宮市本宮万世176番6

◆営業時間
午前8時～午後9時(ラストオーダー:午後8時30分)