KFCユニフォーム刷新、シンプルな色味、キャップは笑顔映える深さに/日本ケンタッキー・フライド・チキン

日本ケンタッキー・フライド・チキン 10代目ユニフォーム
日本ケンタッキー・フライド・チキンは、全国の「ケンタッキーフライドチキン」(以下、KFC)店舗で従業員が着用するユニフォームをリニューアルしている。2020年8月以降、順次切り替えを進めており、2021年7月末に全店舗への導入が完了する。

今回5年ぶりの刷新で、10代目のユニフォームとなる。紺色・灰色・水色とシンプルな色味の中に、KFCのブランドカラー「赤」をアクセントとし、清潔感があり、笑顔が映えるデザインにしたという。

アルバイト従業員は、紺色と灰色の2色から選ぶことができる。生地は、異物の混入や汚れの付着を防止し、通気性や速乾性を担保したものを採用。着替えやすさや異物混入を防ぐため、ボタンではなくファスナーを使用している。

社員とシフトマネージャー(店舗の時間帯責任者)が着用するユニフォームは、同等の機能で、鮮やかな青色を採用している。第1ボタンを外すと、紺と白のストライプが見え隠れする隠しデザインとなっている。

キャップとエプロンは全従業員共通。キャップは通気性があり、型崩れしにくい素材を採用し、被ったときに笑顔が映える深さに調整した。エプロンは腰回りをしっかり隠せるデザインで、赤のラインをアクセントとしている。

3月15日の記者発表会で、日本ケンタッキー・フライド・チキンの広報CSR部長・新井晶子氏は、「日本KFC50周年のタイミングに合わせて刷新した。多くの従業員からの意見を募った関係で1年半の制作期間を設けた」と説明。一部店舗でテスト着用し、従業員の意見を取り入れながら都度改良を重ねてきたという。現在約65%(約730店舗)の店舗で、ユニフォームの切り替えが完了している。

歴代ユニフォームの展示(日本ケンタッキー・フライド・チキン)

歴代ユニフォームの展示(日本ケンタッキー・フライド・チキン)