くら寿司に今しか食べられない?“ロール寿司”登場、アメリカ人気メニューを日本人向けにアレンジ、「台湾フルーツティー」も
今回期間限定で展開する“ロール寿司”3品と「台湾フルーツティー」は、コロナ下で気軽に海外旅行へ行けない状況が続くなか、少しでも海外気分を味わえるようにとの思いから販売に至ったという。
〈関連記事〉くら寿司 ビントロ×中トロ「とろとろマウンテン」、特大切り生サーモン半額など「超とろづくし」フェア開催
ロール寿司は米国西海岸が発祥で、カリフォルニアロールともいわれ、海苔を内側、シャリを外側にして具材を中に巻き、さまざまなトッピングを乗せているのが特徴。アメリカのくら寿司でも人気メニューだという。今回はアメリカで販売している商品の雰囲気やサイズ、味わいはそのままに、アメリカではアボカドを使用するところをキュウリに置き換えるなど、少し日本人好みにアレンジしたものを販売している。いずれも3貫税込220円(一部店舗では価格が異なる)。持ち帰り不可。販売期間は9月12日まで。
「まぐろテキサスロール」は、えびマヨ・きゅうりをシャリと海苔で巻いた上に、極み熟成まぐろを乗せ、甘辛い焼肉タレとゆずクリームソース、カリカリに揚げたフライドオニオンをかけた商品。甘辛タレのしっかりとした味わいがありつつも、さっぱりとしたゆずクリームソースにより、インパクトある見た目に反してすっきりと食べやすかった。
「えびタイガーロール」は、えびマヨ・きゅうりをシャリと海苔で巻いた上にえびを乗せ、揚げたてのえび天を添えて甘ダレをかけたもの。えび好きにはうれしい、えびづくしのメニューとなっている。
「レインボーロール」は、えびマヨ・きゅうりをシャリと海苔で巻き、マグロ、とろサーモン、エビをそれぞれ握り寿司のようにロール寿司の上にのせた商品。色の違うネタをトッピングすることで、色鮮やかな商品に仕上げている。
なお、一般的なにぎり商品はシャリロボットによって自動化されているが、今回のロール寿司はすべて手作業のため、店舗オペレーションのハードルが高く、期間限定の今しか食べられない可能性があるメニューとなっている。
一方「台湾フルーツティー」は、台湾にも出店しているくら寿司が、今回に合わせて開発したオリジナルの新作メニュー。持ち帰り可能。税込430円、各店舗1日20食限定。
台湾フルーツのスウィートオレンジやパッションフルーツのほか、ブラジルでは神様の果物とも呼ばれるクプアスを配合したジャスミンティーをベースとしている。愛玉子(オーギョーチー)という台湾にのみ自生する植物の種子を使った「オーギョーチーゼリー」やナタデココをあわせ、トッピングには、北海道産のマスカルポーネと生乳を使ったマスカルポーネアイスをのせている。試飲すると、デザートとしてはもちろん、食事中にもすっきりと飲める爽やかな味わいだった。
くら寿司「台湾フルーツティー」
くら寿司は、「コロナ禍でも気軽に海外気分が味わえる、貴重なこの機会にくら寿司をご利用ください」としている。