モスバーガー7年ぶりフォカッチャ、開発約2年のこだわりとは/フォカッチャサンド 馬蹄型(ばていけい)ソーセージ&グランピングソース

「フォカッチャサンド 馬蹄型ソーセージ&グランピングソース」/モスバーガー
モスフードサービスが展開する「モスバーガー」は9月22日、「フォカッチャサンド 馬蹄型(ばていけい)ソーセージ&グランピングソース」(税込420円)を全国の「モスバーガー」店舗で発売する(一部、取り扱いのない店舗がある)。販売期間は11月上旬まで。モスバーガーの「フォカッチャ」販売は約7年ぶりとなる。

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モスバーガーの「フォカッチャ」は、 2000年に発売して以降、秋冬の期間限定メニューとして、2014年までの間に10回販売した。累計販売数は4,000万食を達成し、利用客から復活の要望も多く寄せられた一方で、具材がこぼれやすいなど、食べやすさに課題があったという。今回、フォカッチャの形をひょうたん型にして折る部分にマチ(厚み)を作り、ソーセージの向きを生地のふちに沿うように配置したことで、7年前のものと比べてソースがこぼれにくくなったという。また、ソーセージは約15%増量している。

今回の「フォカッチャサンド 馬蹄型ソーセージ&グランピングソース」は、“食べたら、気分はアウトドア~五感で楽しむ~”をキーワードに、香りや食感にこだわって開発。グランピングソースは、BBQソースをモス流にアレンジしたもので、キャベツやナス、ブナシメジをトマトケチャップやデミグラスソースで煮込み、揚げコショウ・チリペッパーを入れ、ヒッコリーの木を燻したような香りを加えることで、贅沢感を表現したという。フォカッチャは、生地にデュラムセモリナ粉を配合し、ヨーグルトと塩麹でしっとり・ふんわりとした食感に仕上げた。馬蹄型ソーセージは、天然羊腸を使用し、“ジューシーでパリッとした歯ごたえ”を実現している。

モスバーガー「フォカッチャサンド 馬蹄型ソーセージ&グランピングソース」イメージ

モスバーガー「フォカッチャサンド 馬蹄型ソーセージ&グランピングソース」イメージ

モスフードサービスが9月15日に開催した発表会で本商品を試食した。7年前のフォカッチャを食べていないため、直接比較できないが、フォカッチャは後ろにマチがついており、サイドからしかソースがこぼれないため、袋の中にこぼれたソースの量は、看板商品「モスバーガー」を食べたときよりも少なかった。ソースは具材感があり、野菜の甘味とスパイスによって、キレと奥行きのある味わいを楽しめた。余談だが、モスバーガーでは袋に残ったソースを最後まで楽しめるようにと、スプーンを用意しており、フレンチフライポテトに絡めるという食べ方もおすすめしている。

「フォカッチャサンド 馬蹄型ソーセージ&グランピングソース」/モスバーガー

「フォカッチャサンド 馬蹄型ソーセージ&グランピングソース」/モスバーガー

モスフードサービス上席執行役員マーケティング本部長の安藤芳徳氏は、「新型コロナウイルスの影響で、気軽に外出することが難しい状況が続くなか、香りや食感で、少しでもグランピング気分を味わってもらえたら」とした。販売目標は250万食。
 
モスバーガーは「フォカッチャ」発売と同日の9月22日、地域食材を使った、「まぜるシェイク アップルマンゴー〈宮崎〉」「まぜるシェイク ぶどう〈長野〉」もあわせて発売する。