かっぱ寿司「あっぱれ!豪華ネタ」開催、ウニ・天然本マグロ・黒毛和牛サーロインなど登場

回転寿司チェーン「かっぱ寿司」は2021‐2022年末年始に向け、12月27日から「あっぱれ!豪華ネタ」フェアを開催する。販売期間は2022年1月10日までだが、商品はなくなり次第終了する。

「あっぱれ!豪華ネタ」は、ウニや天然本マグロ、黒毛和牛サーロインなど、年末年始のお祝いなどの華やかなシーンに向くネタを取り揃える。フェアに先立ち12月13日、メディア向け試食会を実施した。

「うに軍艦」(2貫330円、以下税込)は、厳選したチリ産のウニを使用。ウニは、生産量の低下と需要増から国産・輸入物ともに異例の高騰が続いていており、かっぱ寿司でのウニの提供は今期最後の可能性があるという。

かっぱ寿司「うに軍艦」/あっぱれ!豪華ネタ

「天然本鮪とろ」(1貫330円)は、アイルランド産の天然本鮪を使用。水温10℃以下の極寒の荒波に揉まれて身が引き締まっており、養殖とは異なる程よい脂乗りを楽しめる。

かっぱ寿司「天然本鮪とろ」/あっぱれ!豪華ネタ

「富山湾産白えび」(1貫330円)は、富山湾特有の海底谷“あいがめ”に生息するシロエビを使用。水揚げ直後には、透明な薄いピンク色をしていることから“富山湾の宝石”と称されている。数量限定の販売。

「黒毛和牛サーロインにぎり」「黒毛和牛サーロイン炙りにぎり」(各1貫330円)は、適度にサシが入った黒毛和牛の柔らかいサーロイン部分を使用。店内で1枚ずつ切りつけている。数量限定の販売。

かっぱ寿司「黒毛和牛サーロイン炙りにぎり」/あっぱれ!豪華ネタ

「国産金目鯛炙り塩昆布のせ」(1貫330円)は、ネタの下に仕込んだ塩昆布が、金目鯛の脂の甘みを引き立てる一皿。金目鯛は皮目のみを炙って提供する。醤油をかけずに、塩昆布の塩味だけで楽しめるという。

「数の子」(2貫165円)は、パリパリとした歯ごたえを楽しめる一皿。おせち料理の定番であることから、今回のフェアに登場する。

「北海道産鮮極(せんごく)いくら包み」(1貫220円)は、いくらの最高級ランク“3特”のものを使用。やわらかさと強いうまみが特徴の有明産の海苔にのせて提供する。

「本鮪とろったき有明のり包み」(1貫110円)は、ねっとりとした食感とうま味を楽しめる一皿。有明産の海苔にのせて提供する。

かっぱ寿司「本鮪とろったき有明のり包み」/あっぱれ!豪華ネタ

かっぱ寿司の2021年は、「うまい!かっぱ寿司」や「寿司屋品質への挑戦」を掲げ、品質の改良に注力した年だった。寿司の基本である、シャリ･醤油･わさび･酢･海苔の全てをリニューアル。中でもシャリは、一般的に回転寿司チェーンではブレンドした米を使っているが、単一使用として「山形県産はえぬき」を採用した。また、回転寿司では異例の手で握った寿司「本気にぎり」を期間限定で提供。通常はシャリ玉ロボットを使用しているため、提供に際しては、切り付けや握りを学ぶ研修を行ったという。

かっぱ寿司の広報担当者は、「寿司の基本の見直しは、派手な取り組みではありませんが、ようやく“うまい!かっぱ寿司”のスタートラインに立てたと思っております」と話した。