モスバーガー「テリヤキバーガー」隠し味にココアパウダー・黒すりごま・米酢・バルサミコ酢、「クリームチーズテリヤキバーガー」発売も

モスバーガー「クリームチーズテリヤキバーガー」「テリヤキバーガー」
モスバーガーを展開するモスフードサービスは、定番商品「テリヤキバーガー」をリニューアルする。商品の切り替えは3月24日までに順次行う。2019年以来、3年ぶり7回目のリニューアル。価格は税込380円で据え置く。

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あわせて、3月24日に「クリームチーズテリヤキバーガー」を発売する。5月中旬までの期間限定販売。モスフードサービスは発売に先立ち、3月14日に新商品発表会を行った。

テリヤキバーガーは、1973年にモスバーガーが日本で初めて発売した商品。創業当時から、日本人の味覚に合うハンバーガーを作りたいという思いがあり、味噌と醤油を使ったオリジナルのテリヤキソースを開発したのが始まりだ。

今では看板商品「モスバーガー」に続き、2番目の売上を誇る。ただ販売当時は、ハンバーガーといえばケチャップの味が定番で、テリヤキは馴染みがなかったことから、全くというほど売れなかったという。

モスフードサービスの中村栄輔代表取締役社長は、「売れたきっかけは、新しいものが大好きな当時の女子高生たち。恐る恐る食べてくれてすごくおいしいと、彼女たちの働きかけで学園祭で販売することになりました。そこで口コミによって徐々に人気が出て、今に至ります」と人気商品になった経緯を説明した。

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モスフードサービス中村社長

モスフードサービス中村社長

今回のリニューアルでは、味噌と醤油ベースの従来のテリヤキソースに、4つの隠し味「ココアパウダー」「黒すりごま」「米酢」「バルサミコ酢」を加えている。ココアパウダーと黒すりごまで味の厚みを出し、米酢とバルサミコ酢で味を引き締め、コクと酸味、深みを加えているという。「テリヤキバーガー」は、パティにテリヤキソースを絡め、レタスと“カロリーハーフマヨネーズタイプ”を合わせている。

新テリヤキソースに使用している調味料(モスフードサービス)

新テリヤキソースに使用している調味料(モスフードサービス)

テリヤキソースを使っている「ダブルテリヤキバーガー」と「ソイテリヤキバーガー」も、今回のリニューアル対象となっている。
 
〈期間限定「クリームチーズテリヤキバーガー」発売も〉
一方「クリームチーズテリヤキバーガー」は、2016年から展開する春限定商品で、「テリヤキバーガー」で使っている“カロリーハーフマヨネーズタイプ”の代わりに、特製クリームチーズを使っている。2022年は新たなテリヤキソースに合うよう、クリームチーズの酸味とコクのバランスを調整。オーストラリア産クリームチーズをベースに、クリームチーズパウダーを加え、爽やかなクリームチーズ本来の味を強化した。また、マスカルポーネチーズパウダーで、クリーミーさとコクを加えたという。

発表会で試食として提供された「クリームチーズテリヤキバーガー」(モスフードサービス)

発表会で試食として提供された「クリームチーズテリヤキバーガー」(モスフードサービス)