日本アクセス17年3月期連結、新生FMとの取引増が押し上げ増収増益
日本アクセスが26日、発表した17年3月期連結業績は、増収増益で売上高は前年比6.1%増2兆0,155億円と2兆円を突破、さらに経常利益は12.9%増204億円と、中計の17年度目標だった190億円をもクリアし、売上高経常利益率は1.01%と3期ぶりに1%を上回った。同日、東京・大崎の本社で佐々木淳一社長らが出席し、決算説明会が開催された。
戦略的パートナーであるファミリーマート(FM)がサークルKサンクス(CKs)と統合し、商品統一を図る中で売上増をけん引、さらに、戦略事業である▽生鮮▽デリカ▽外食流通–の3事業も伸長し、売上高が前年比1,161億円増加した。
また、売上総利益率は、FMの物流で経費が先行したこともあり6.46%と、前年から0.01ポイント悪化したが、販管費率は5.44%と、前年の5.55%から0.11ポイント改善、これにより経常利益率は前年の0.95%から0.06ポイント改善し、1.01%と卸のベンチマークとされる1%を3期ぶりに突破した(3年前の13年度は1.10%)。
当期(16年度)は、第6次中期経営計画(中計)初年度にあたる。同社は「第5次中計の積み残し課題を解決する」とし、今回の中計を17年度までの2年計画としており、テーマとして①「収益基盤」の回復と「企業変革」の効果創出②成長戦略③競争優位戦略–の3つを挙げていた。
佐々木社長は①については▽新業務・会計システム導入による得意先別収支管理の徹底▽低収益取引の是正、非効率取引の見直しの徹底–により、売上総利益の拡大・販管費削減を実現、②では、新規・既存取引先との取引拡大、特にFMとの取引拡大が寄与し、売上高は6.1%、1,161億円増加、また戦略事業である生鮮事業、デリカ事業、外食流通事業の合計で売上高が540億円増加、③では、ロジスティクス事業の稼働率・生産性が向上し、売上・収益に貢献したとともに、営業と連携した当社独自の販促施策を実施した–と、中計の取り組みが奏功したことを説明した。その結果、16年度の計画である売上高2兆円、経常利益185億円をクリアしたほか、経常利益は17年度計画の190億円も大きく上回った。
戦略的パートナーであるファミリーマート(FM)がサークルKサンクス(CKs)と統合し、商品統一を図る中で売上増をけん引、さらに、戦略事業である▽生鮮▽デリカ▽外食流通–の3事業も伸長し、売上高が前年比1,161億円増加した。
また、売上総利益率は、FMの物流で経費が先行したこともあり6.46%と、前年から0.01ポイント悪化したが、販管費率は5.44%と、前年の5.55%から0.11ポイント改善、これにより経常利益率は前年の0.95%から0.06ポイント改善し、1.01%と卸のベンチマークとされる1%を3期ぶりに突破した(3年前の13年度は1.10%)。
当期(16年度)は、第6次中期経営計画(中計)初年度にあたる。同社は「第5次中計の積み残し課題を解決する」とし、今回の中計を17年度までの2年計画としており、テーマとして①「収益基盤」の回復と「企業変革」の効果創出②成長戦略③競争優位戦略–の3つを挙げていた。
佐々木社長は①については▽新業務・会計システム導入による得意先別収支管理の徹底▽低収益取引の是正、非効率取引の見直しの徹底–により、売上総利益の拡大・販管費削減を実現、②では、新規・既存取引先との取引拡大、特にFMとの取引拡大が寄与し、売上高は6.1%、1,161億円増加、また戦略事業である生鮮事業、デリカ事業、外食流通事業の合計で売上高が540億円増加、③では、ロジスティクス事業の稼働率・生産性が向上し、売上・収益に貢献したとともに、営業と連携した当社独自の販促施策を実施した–と、中計の取り組みが奏功したことを説明した。その結果、16年度の計画である売上高2兆円、経常利益185億円をクリアしたほか、経常利益は17年度計画の190億円も大きく上回った。