ニチレイフーズ「サクッと衣のメンチカツ」「にんにく炒飯」など発売、1人前・大盛に対応/2021夏季新商品
2020年度の家庭用冷凍食品のマーケットは、コロナ禍における内食需要の高まりを追い風に、前年比112.4%(※インテージSCI冷凍調理品+冷凍農産品「店頭売り(60代まで)_100人当たり購入金額」、20年4月〜21年3月)と2桁成長した。
その背景のひとつとして、従来の完全調理済みの家庭用冷凍食品の需要拡大に加え、家族揃っての食卓機会の増加によって、一度に大量調理できる「油で揚げるおかず」の需要が高まったことがある。
同社では2021春新商品として「北海道産じゃがいものコロッケ(牛肉入り)」を発売したが、そのシリーズとして、油ちょうタイプの商品を追加発売する。
また単身世帯でも男性を中心に、家庭用冷凍食品の需要が拡大している。また、コロナ禍により健康意識が高まる中、対面機会の減少により「におい」を気にしなくてよいことから、「にんにく」への注目が高まっている。
そこで、夏場の米飯需要期に向け、1人前・大盛の規格でトレンドを踏まえた「にんにく炒飯」を新発売し、伸長する米飯カテゴリーをさらに活性化していく。
【新商品概要】
〈6月1日発売〉
▽「サクッと衣のメンチカツ」(8個入480g)
油で揚げるタイプのメンチカツ。肉とたまねぎがバランスよく入り、ジューシーな中種に仕上げている。剣立ちが良く軽い食感の衣が特長。
▽「北海道産じゃがいものコロッケ(野菜)」(8個入480g)
油で揚げるタイプの野菜コロッケ。北海道産じゃがいもに加え、彩りにたまねぎ、えだまめ、コーン、にんじんが入っている。剣立ちが良く軽い食感の衣が特長。
〈7月1日発売〉
▽「にんにく炒飯」(385g)
香ばしいにんにくと炒めた香りが特長の個食タイプの大盛炒飯。自社製ローストにんにくと、揚げにんにくを使用したスタミナ満点の商品。
〈冷食日報2021年5月24日付〉