2016年の酒類輸入通関数量は、ビール5%減、ワイン7%減で計6%減

財務省関税局が発表した2016年の酒類輸入通関数量は6%減となった。

ビールは、5%減。震災需要のあった2011年以降4,000万L超を続けていたが、3年連続で割り込んだ。

2L以下のボトルワインは7%減。ワインの減少は2013年以来3年ぶり。国内瓶詰の増加で、BIBを含む大容量ワインは13%増と4年連続で2ケタ増を記録したが、スティルワイン全体でも前年を下回る数字となった。スパークリングワインは、前年の2%増を上回る4%増。

好調が続くウイスキーは5%増。

ウイスキー原酒は前年2割増を上回る36%増。バーボンは11%減。

スピリッツは、ラムが2%のマイナスに転じたが、前年2%減だったジンが8%増、5%減だったウォッカが8%増など、ホワイトスピリッツが増加した。リキュールは10%減。