宮城峡蒸留所に「体験型」ビジターセンターをオープン、セミナーも新設
ニッカウヰスキーは27日より、仙台工場宮城峡蒸溜所内の見学施設「ビジターセンター」をグランドオープンした。「体験できる」「深く知る」をコンセプトに、映像や醸造機器の展示を見たり、香りを楽しんだりしながら、ウイスキーについて深く学ぶことができる施設だ。また、有料プログラム「ウイスキーテイスティングセミナー」も新設した。投資額は2億6,000万円。来場者は昨年同様、23万人を見込む。
25日には、関係者やプレスを招いたオープニングセレモニーを開催。同社代表取締役社長岸本健利氏は「ウイスキーの楽しさを伝える見学者施設を造りたいとプランを練り、ようやく完成できた。個人的にも、宮城峡が最初の勤務地だったので感慨深い。地域発展の一助となればうれしい」とあいさつした。テープカットには、仙台・宮城観光PRキャラクターむすび丸も登場。宮城県知事や仙台市長などからも「センター開設は地域のにぎわいの活力源」「県のHPやSNSなどから情報発信し、観光による人の交流を復興の原動力にしたい」との祝辞が届いた。(続きは本紙で)