1~7月の新潟の清酒課税移出数量2.4%減、単月は吟醸酒もマイナス

新潟県酒造組合が発表した1~7月の県内の清酒課税移出数量は2満780klとなり、前年比で2.4%減となった。7月単月では5.5%減となり、2カ月連続のマイナス。

7月は好調だった吟醸酒を含むすべてのカテゴリーでマイナスとなった。吟醸酒は1~7月累計では3.0%増とプラスを保っているものの、7月単月では0.8%減となり4か月ぶりのマイナス。純米酒も3.1%減となり、2カ月連続のマイナス。普通酒は2.0%減で、最もマイナス幅が大きい本醸造酒は15.4%減となった。

出荷先で見ても7月単月では県内が3.8%減、県外は7.6%減となっており、共にマイナス。1~7月累計ではかろうじて県内出荷が0.2%増となっているが県外は5.2%減となっている。