「本麒麟」、年間販売目標を上方修正 当初予定の約5割増、約790万c/sへ―キリンビール
「本麒麟」は、発売から約3カ月で1億本(350ml缶換算)の販売を達成した。これは同社新ジャンル史上2番目の販売スピードで、「のどごし〈生〉」以来、13年ぶりの大型新商品となった。
同社は、好調の要因として次の点をあげる。
〈1〉ビールに期待される“力強いコクと飲みごたえ”の実現。新ジャンルでありながら、ビールに期待される“力強いコクと飲みごたえ”のあるうまさを味わえる商品。爽やかな香りと上質な苦みが特徴のドイツ産ヘルスブルッカーホップを一部採用し、同社主要新ジャンル商品の1.5倍の時間をかける長期低温熟成により雑味を低減し、よりコクが感じられる味わいに仕上げた。アルコール度数も6%と少し高めに設定することで、力強い飲みごたえも味わえる。
〈2〉視認性が高く、本格的なおいしさを期待させるパッケージデザイン。上質で、目にも留まりやすい「赤」のパッケージカラーや中央にあしらった「本麒麟」のロゴ、キリンの聖獣に本格感・品質感を感じると、大変好評という。
〈3〉CMの話題化。CMに、6月7日からYOSHIKI さんが登場。YOSHIKI さん自らCMへの出演を発表したInstagram は再生回数20万回を突破した。YOSHIKIさん出演のCMやキャンペーン関連の動画も、10日間で500万回再生され、話題となった。
〈酒類飲料日報 2018年6月27日付より〉
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