ベルギービールウィークエンド累計100万人突破、8月には日比谷で開催
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今年は「おいしくて、ワクワク」をテーマに、全163種類のビールをラインナップ。うち、63種類が初登場で、72%は樽生で提供する(会場により、提供ビールは異なる)。
今年の目玉は、日比谷公園会場の追加。緑あふれる話題のスポットで「URBAN RESORT」をコンセプトに、アウトドアメーカー「snow peak」とコラボレーションする。また、有料予約制ラウンジを新設(4名2,000円・席代のみで2時間入れ替え制)したほか、昨年は金曜限定だった「飲み比べセット」(100セット限定)も提供する。前売価格は2,900円で、さらにお得なグループセット(4名で11,200円)も用意。チケットは公式サイトでも購入が可能になった。
既に開催された名古屋には6万人、横浜2万4000人、大阪1万8000人、札幌1万9000人と、4会場で既に12万人以上が来場した。今後、8月の日比谷公園会場には2万5000人、8月末からの神戸会場に1万8000人、9月の六本木会場には3万人の来場を見込む。
発表会の冒頭、名誉実行委員長のギュンテル・スレーワーゲン駐日ベルギー王国大使は、「ベルギービールの多様性だけでなく、ベルギーという国や文化までも伝えるこのイベントも今年、9年目を迎えた。横浜会場では累計で100万人目の来場者数を記録。時間を楽しむためのベルギービールの魅力が広く伝わっていることをうれしく思う」とあいさつした。
また、同イベント実行委員長の小西新太郎氏は先月、ベルギー王国フィリップ国王より「王冠勲章コマンドール章」を受章したことを受け、「ベルギービールを通じてベルギーの文化を伝えてきたが、この勲章はベルギービールを扱う皆を代表していただいたものだと思っている。税制改正の定義変更で、コリアンダーなどの副材料を使ったベルギービールの多くが“ビール”定義になったことも評価された。これにはベルギー大使をはじめ、多くの方々の力添えをいただいた。定義変更でスペシャリティビール市場の競争は激しくなったが、ユネスコの文化遺産に登録されたベルギービールはクラフトビールの原点だ」と、同国の多様なビール文化をあらためてアピールした。また、新設された日比谷会場については「六本木ヒルズでは(スペースの関係で)できなかったことに挑戦したい」という。
〈酒類飲料日報 2018年7月9日付より〉
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