〈北海道胆振東部地震〉中小メーカーの被害は軽微、サッポロなど一部製造再開/酒類飲料日報 9月10日まとめ

酒類飲料日報 2018年9月11日付
北海道酒造組合によると、平成30年北海道胆振東部地震による製造設備等の被害は報告されていない。7日現在で通信がとれない蔵元が3社あったが、8日土曜日には復旧。

日本ワイナリー協会によれば、千歳ワイナリーでシャッターの破損等が確認されている以外は被害の報告は無いとしている。

アサヒビールは札幌市東区の北海道工場について、現状生産を再開しておらず、電力供給についてもはっきりとしていないため製造再開日もまだ確定はしていないとしている。

キリンビールは千歳市の北海道千歳工場について、現在製造各工程のチェックを行っているものの、製造再開は未定のまま。受注業務に関しては11日から再開となる。

サッポロビールは恵庭市の北海道工場について、一部商品について製造を再開。また、従業員も普段通りに通勤しているとのこと。出荷作業も徐々に再開されるという。また。 サッポロホールディングスは7日、6日に発生した北海道胆振東部地震の被災地へ天然水や緑茶などの飲料水計3万520本を支援物資として提供することを発表した。

サントリーホールディングスは被災地での救援活動や復興支援に役立ててもらう為とし、災害見舞金として1億円を拠出することを発表。また、自治体の要請に応じて飲料水などを届けていく考えも発表している。

〈酒類飲料日報 2018年9月11日付より〉