エノテカ中国現地法人が福光屋の日本酒を販売開始
エノテカの中国現地法人、愛諾特卡酒業貿易(上海)有限公司(英文:ENOTECA SHANGHAI CO., LIMITED.)は6月1日から、福光屋が製造する日本酒計49アイテムを中国全土で正式に販売開始する。エノテカの海外事業における日本酒の取り扱いは初。
同公司は2019年12月、福光屋と正規輸入代理店契約を締結。2月から輸入を始め、上海を中心にテスト販売していた。
6月から中国全土へ販売エリアを拡大するとともに、積極的な情報発信や提案を開始する。現地の流通パートナーと組み、上海の高級日本食レストランをはじめ中国全土で販売するほか、エノテカが中国で展開する「ワインショップ・エノテカ」直営店舗でも取り扱う。
また、バーを併設する「ワインショップ・エノテカ」店舗では、日本酒のグラス提供に加え、フードペアリングなどのセミナーを実施することで、中国における「福光屋」の認知度向上とともに、日本酒文化の発信を図る。
取り扱いブランドは、純米造りの技を追求した「加賀鳶」、ハウスブランド「福正宗」、契約栽培した有機栽培米を使った有機純米酒「禱と稔(いのりとみのり)」、長期熟成酒 「百々登勢 (ももとせ)」。
〈酒類飲料日報2020年5月26日〉