缶チューハイ「檸檬堂」京都工場でも製造開始、300万ケース製造可能に/コカ・コーラ
コカ・コーラボトラーズジャパンは10月26日から、缶チューハイ「檸檬堂」の製造を京都工場(京都府久御山町)で開始した。今回の製造開始に伴う設備投資額は約7億円で、年間7,200万本(300万ケース・350ml×24本換算)の製造が可能となる(250ml×24本換算では420万ケース)。
缶チューハイ「檸檬堂」は、丸ごとすりおろしたレモンとお酒をあらかじめなじませた「前割りレモン製法」により、こだわりの店のおいしさを目指したレモンサワー。
2018年5月に九州限定で発売し、2019年10月28日には全国での発売を開始。2020年の上半期では423万ケース(250ml×24本換算では592万ケース)を出荷している。
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なお、コカ・コーラボトラーズジャパン京都工場では2020年9月に酒類の製造免許を取得。同社は、「京都工場で製造することで、今後の安定した製品の製造と供給を図る。また、拠点への輸送距離短縮を見込めることから、輸送最適化にも寄与するものと期待している」としている。