11月の豚肩肉調製品輸入は1.1万tに増加、米国は8千t、カナダ1千t
貿易統計によると、11月のシーズンドポークなどに使われる豚肩肉調製品は前年同月比で23.3%増の1万1,278tとなった。9月の8千t台から、徐々に増加。肩肉調製品、モモ肉調製品、その他の豚肉調製品を含めた豚肉調製品全体の数量は16.6%増の1万6,038tとなった。
肩肉調製品の輸入量を国別にみると、米国が前年比17.1%増8,080t、カナダは65.2%増の1,125tとなった。米国は前年11月に約7千tにとどまった反動で前年比では大きく上回るが、決して極端に多い訳ではない。表以外ではドイツが863t、オランダが642tとなった。
11月の肩肉調製品の価格(CIF価格)は、米国がkg当たり288.2円(前月306.1円)、カナダ278.8円(前月290.4円)、全平均291.1円(前月303.8円)と、それぞれ300円を下回った。オランダは241.5円、ドイツは271.5円だった。