主力ブランドの販促、減塩シリーズ強化などを提案-伊藤ハム新商品説明会

【大阪発】伊藤ハムは17~19日の3日間、兵庫県西宮市の本社で合同商談会を開催した。今年の商談会は、関西会場を皮切りに全国7カ所(北海道、東北、東京、北陸、中部、関西、九州)で実施し、得意先など約2,000人の招待を予定している。

今回の商談会では、消費者の食の志向について、「健康志向」「経済性志向」「簡便化志向」の3つの志向が強いとの調査結果に基づいた提案を行っている。また、おいしいものを中心に“食べること”への高い関心があることや、調理食品の購入金額が伸長している点にも着目している。

主力ブランドの「The GRANDアルトバイエルン」、「朝のフレッシュ」シリーズではテレビCMなどと連動した単独キャンペーンを展開することを紹介。「The GRANDアルトバイエルン」では4月1日~5月31日、熟成されたおいしい食品が当たるクローズドキャンペーンを実施。発売20周年を迎える「朝のフレッシュ」シリーズでは「ル・クルーゼ朝食キッチンセット」などが当たるキャンペーンを予定している。

減塩商品では、消費者に認知されているブランド「PRIMEあらびきグルメ」、「朝のフレッシュ」シリーズを引き続きラインアップ。おいしさそのままに、減塩率を20%から25%に高めた。

クリスマスやハロウィンに続くビッグイベントして、イースターに着目。イースターの象徴である“うさぎと卵”に関連して、サンリオの人気キャラクター「ぐでたま」と「イースター(うさぎと卵)」のコラボさせたオリジナルデザインのパッケージ商品(=写真)を「PRIMEあらびきグルメ」や「チキンナゲット」などで投入する。

このほか、近年大袋ウインナーが伸長傾向にあることから、「お徳用ウインナー」「特級あらびきポークウインナー」の2タイプの大袋ウインナーを展開する。