17年1月ハムソー生産5.4%増3.8万tと好調、ウインナー7.9%増
日本ハム・ソーセージ工業協同組合(日本食肉協議会委託事業)が発表した2017年1月の食肉加工品生産量によると、ハム・ソーセージ類の生産量は5.4%増の3万7,643tとなった。今回はハム類、ソーセージ類、ベーコン類、プレスと各分野 で前年を上回った。またハンバーグ類も2割近い増加と好調が続く。ウインナーでは前年にはなかった大袋タイプが販売されており、1月で全体の数量が少ない中で前年比を押し上げたと見られる。
品目別にみると、ハム類では、ロースハムは4.4%増、ハム類合計では4.5%増となった。ソーセージ類は、ウインナーが7.9%増、フランクフルトが9.2%減、無塩漬が0.2%減と、フランクの減少が大きいもののソーセージ合計では3.9%増となった。ベーコン類はベーコンが13.3%増、ショルダー40.9%減、合計では9.8%増加した。プレスハムは11.5%増加。その他では、ハンバーグ類は17.7%増、焼豚は8.3%増とともに増加した。