17年3月ハムソー生産2.8%増4.5万t、新製品や業務需要で生産好調
日本ハム・ソーセージ工業協同組合(日本食肉協議会委託事業)が発表した2017年3月の食肉加工品生産量によると、ハム・ソーセージ類の生産量は2.8%増の4万4,828tとなった。ロースハムが微増だったほか、ウインナー、ベーコン、プレス類と主要製品がそれぞれ好調だった。またハンバーグ、やき豚も増加した。
品目別にみると、ハム類では、ロースハムは1.2%増、ラックスが10.2%増加しハム類合計では4.4%増加した。ソーセージ類は、ウインナーが6.5%増、フランクフルトが9.0%減、無塩漬が1.1%減、合計では1.7%増となった。フランクフルトが減少も、新製品の生産が好調でウインナーが増加した。ベーコン類はベーコンが6.5%増、ショルダー35.4%減、合計では4.2%増加した。ブロック型のベーコンとともに、好調な業務用需要によるもの。また、プレスハムは5.3%増加。
その他では、ハンバーグ類は4.4%増、焼豚は18.9%増となった。
1~3月累計では、ハム類は2.5%増、ソーセージ類0.5%増、ベーコン類が3.8%増、プレス類が6.4%増、合計では1.7%増の12万1,765tだった。その他ではハンバーグ13.2%増、やき豚9.5%とハンバーグの増加が目立つ。