17年4月ハムソー生産0.3%減4.7万t、ウインナー1.5%増もフランク減少
日本ハム・ソーセージ工業協同組合(日本食肉協議会委託事業)が発表した2017年4月の食肉加工品生産量によると、ハム・ソーセージ類の生産量は0.3%減の4万7,073tとなった。昨年は2.3%増加しており、これをわずかに下回った。ウインナー、ベーコンは好調も、このところフランクの減少が目立つ。またハンバーグ類は好調を維持している。
品目別にみると、ハム類では、ロースハムは0.4%減少したが、ラックスが15.0%増加、その他ハムも増加したことでハム類合計では2.1%増加した。ソーセージ類は、ウインナーが1.5%増、フランクフルトが7.5%減、無塩漬が2.4%減、合計では1.8%減となった。今年に入りフランクフルトの減少が目立つ。
ベーコン類はベーコンが3.2%増、ショルダー5.3%減、合計では3.0%増加した。好調な業務用需要がベーコンの伸びを支えている。また、プレスハムは1.4%減少した。
その他では、ハンバーグ類は12.2%増と引き続き増加傾向を続ける。焼豚は0.4%増にとどまった。