輸入豚肉在庫は前年比3%増16.4万t、国産は1.8万t・6%減-5月豚肉需給

農畜産業振興機構が発表した5月の豚肉需給表によると、同月末時点の輸入推定在庫は前月から7,250t増加し、前年同月比3.1%増の16.4万tに上った。この結果、7カ月連続で昨対増となっているが、現時点では前年度の月平均出回り量(約7.2万t)の2.2カ月分に相当する。

同月の国内生産、輸入を合わせた総供給量は15.1万t(前年同月比7.6%増)、これに対して推定出回り量は14.3万t(同5.4%増)となったため、5月末の推定在庫は前月から8,182t増加して18.2万t(同2.2%増)となっている。

国産品の期末推定在庫は、932t増加して1.8万t(6.7%減)となったが、豚価高を受けて在庫は3カ月連続で昨対割れとなっている。