輸入期末在庫は16.5万t・4%増、国産は1.6万t・23%減-6月豚肉需給
農畜産業振興機構がまとめた豚肉需給表によると、6月末の輸入豚肉の推定期末在庫は前月から430tと、わずかに増加して16.5万tに上った。前年同月比3.6%増。新年度に入っても7万t台後半の多めの輸入が続いているものの、出回り量も前年実績を上回る量で推移していることから、5月からわずかな増加に止まった。国産は6月の生産が前年同月比0.2%増の7.1万tに対して出回り量が同5.5%増の7.3万tに。このため、期末在庫は1.6万t・22.6%減となった。前年6月の在庫が2.1万tあった反動で2割減となったが、今後は出荷頭数の減少、枝肉相場高を受けて、国内在庫は締まってくる見通し。