9月肉豚出荷予測は前年並の135.9万頭、10~12月で3%増-農水省
農水省が29日に公表した肉豚生産出荷予測によると、9月の出荷頭数は前年並みの135万9千頭と前回予測(6月26日発表)から修正はなかった。10~12月の予測も同様で、それぞれ140万~150万頭台と前年同月比で1~5%上回り、10~12月で443万9千頭(前年同期比3%増)と見込んでいる。
このため、9月については、1日当たり6万8千頭弱(20日稼動日)の出荷とほぼ前年並みの出荷となる。10月は前年実績よりも6万9千頭多い見込みだが、稼働日が1日多い関係で1日当たりでは6万9千頭(前年同月は6万8,607頭)とほぼ同数となるもようだ。
前年は9月後半から10月前半にかけて豚価が税抜き400円台前半まで落ち込んだが、今年は暑熱や残暑の影響などによって出荷・増体遅れも懸念される。また今回は来年1月、2月の出荷も加わったが、それぞれ2%増・前年並みの予測となっている。