輸入在庫は3千t減の16.2万t、輸入品出回り7.8万t-7月豚肉需給
農畜産業振興機構が発表した17年7月の豚肉需給によると、供給量は生産、輸入とも大きく減少し前月比1万764t減の14.1万t、推定出回り量は6,603t減の14.6万tと、出回りが供給を上回り7月末の推定在庫は5,147t減の17.6万tとなった。
国産品は、生産5,239t減の6.6万t、出回り量は4,732t減の6.8万tと、出回り量が上回り、推定在庫は1,923t減の1.4万tだった。
輸入品は、輸入量が5,525t減の7.4万t、出回り量が1,871t減の7.8万tと、これも出回り量が上回り在庫は3,224t減の16.2万tとなった。前年比では5%増と依然高水準が続く。
7月の牛肉需給は、供給量は、生産量が増加するとともに、輸入量がsGの関係で増加し前月比8,788t増の8.5万t、推定出回り量は輸入、国産とも増加し6,486t増の7.9万tと、供給が上回り推定期末在庫は5,311t増の11.4万tとなった。
うち輸入品は、輸入量が前月比で6,185t増の5.6万t、出回り量は3,567t増の5.1万tと、輸入量の増加により在庫は5,462t増の10.4万tとなった。10万tを超したのは昨年11月以来だが、前年比では1割減少している状況だ。
国産品は、生産が2,603t増の2.9万t、推定出回り量は2,918t増の2.9万tと、ほぼバランスし在庫は151t減の1.0万tとなった。