【関東・関西の輸入フローズン牛肉仲間相場】(10月24日) ショープレ上昇は足踏み

しかし、昨年同期の650円前後から100円以上の上昇となっていることで、消費動向を勘案しながら相場の上昇は足踏みしている。もちろん、緊急に必要な場合は800円での成約も聞かれるが、様子見しながらの手当てでは、そこまで相場は上げきっていない。また一部では豪州産ナーベルへの移行も見られる。一方で、豪州産では先週に続き、降雨により生体が集まらず工場の稼働を落としているパッカーもあり、先の入荷不足も心配される。現地の供給減、外貨の上昇によりトリミング、カウミートとも上昇し先は85CLで700円、65CLで500円を目指す。

〈畜産日報2017年10月25日付より〉