スターゼン「ハーブ薫るローストビーフ」発売、希少部位「トモサンカク」を使用
同社のローストビーフはコンシューマ、業務用ともにおいしさと品質で高い評価を得ている。「ハーブ薫るローストビーフ」の原料であるトモサンカクは肉の味が濃い、上質な赤身肉であり、シーズニングには爽やかな風味のローズマリーを使用。しっかりとした肉の味を楽しみたい方から、春らしい爽やかな食卓を演出したい方まで、幅広い層にお勧めの商品。業務用の原木は3月1日から発売、スライス商品は4月1日から販売を開始する。スライス商品の希望小売価格は1パック税抜き1,080円(120g・ローストビーフ+13g・ホースラディッシュソース)。
商品特長はなんといっても原料に、米国産トモサンカク(トライチップ)を使用していること。トモサンカクは肉の味が濃い、上質かつ希少な、もも部位の赤身肉。肉の味を楽しめるようシンプルな味付けに仕上げ、シーズニングにはローズマリーをブレンドした。ハーブの風味が爽やかに薫り高く広がる。ジェットオーブンでローストした原木を、スライス品では少し厚めにスライスした。コンシューマ用には、特製のホースラディッシュソースを添付する。
「トモサンカク」使用を訴求
ローストビーフの原木は100%子会社のローマイヤ栃木工場で製造している。ローマイヤは大正10年、ドイツ人のアウグスト・ローマイヤが創業し、日本で初めてロースハムを製造した、ハム・ソーセージ製造の老舗企業。創業以来の伝統的な製法を受け継ぎ、今日ではハム・ソーセージ、ベーコンのほか、ローストビーフ・ローストポークを製造している。また、スライスカットは、同じく100%子会社、スターゼン販売のプロセスセンターが行う。同プロセスセンターは衛生管理面で高い評価を得ている。
〈畜産日報 2019年3月25日付〉