KICHIRI ハンバーグ新業態「グリル デミ玉」池袋に出店、国産「茶美豚」×ワシントン州産ビーフ
高級居酒屋「KICHIRI」をはじめ国内外で飲食事業を展開する(株)KICHIRI(本社:東京都渋谷区、平田哲士社長)は7月1日、東京都豊島区の新複合商業施設「ハレザ(Hareza)池袋」に新業態「グリル デミ玉」をオープンした。
日本人に馴染み深い洋食メニューのひとつ「ハンバーグ」を、こだわりのデミグラスソースをはじめさまざまなソースやトッピングを組み合わせることで365日毎日ハンバーグを楽しむことができる。月商800万円を想定し、今後はFC展開も視野に出店数を増やしていく。
これまで同社が展開するハンバーグ業態は、アンガスビーフを使ったハンバーグ・パティをハンバーグ専用窯で焼き上げて提供する「いしがまやハンバーグ」「いしがまや GOKU BURGER」があるが、これらは「ハレの日」などに利用されるような平均客単価1,600円の比較的高価格帯の店舗だった。
今回の「グリル デミ玉」は客単価800円を設定。とくに、豊島区庁舎跡地・豊島公会堂跡地に開業した「ハレザ(Hareza)池袋」は、多目的ホールやライブ劇場、TOHOシネマズ池袋など8つの劇場が設けられており、平日のランチはもちろん、休日は家族連れなど老若男女いつでもカジュアルに利用できる店づくりとなっている。
ハンバーグの原料は、米国ワシントン州産ビーフと国産「茶美豚」を使用し、独自の配合で肉の味わいと香りを最大限引き出すため、一つひとつ丁寧に厨房で手ごねで作っている。原料選定にあたって米国、国産、豪州などの産地をめぐったが、「赤身肉のおいしさだでなく、デミグラスソースにもこだわっているため、脂のジューシーさと赤身肉のバランスの良さからワシントン州産ビーフに決定した」(黒田司郎開発本部マネージャー兼広報マーケティング室)という。
メニューは、ソース×合盛り×トッピングで計1,000通りの組み合わせが可能で、その日の気分に併せてハンバーグを楽しむことができる。テイクアウトにも対応している。このほか、裏メニューとしてハンバーグの上にナポリタンやアンチョビキャベツなどをたっぷりと載せたスペシャルな「デミたまマウンテン」を用意している。
7月1日から、オープン記念として看板メニューのデミグラスハンバーグ(卵付)を特別価格の500円(税込)で提供する。ハンバーグを増量したい人には最高5枚まで無料で増量可能だ。この増量分のためのハンバーグは1t分を用意しており、「約1カ月は継続可能」という。
〈「グリル デミ玉」詳細〉
KICHIRI「グリル デミ玉」店舗外観
住所:東京都豊島区東池袋1丁目18番1Hareza Tower 1F
営業時間:午前11時から午後11時まで(ラストオーダーは午後10時30分)
席数:33席
〈畜産日報2020年7月2日付〉