「明治おいしい牛乳」の香り・後味が向上

〈リニューアルで「新鮮なミルクの香り」と「すっきりとした後味」を向上〉
明治は、発売から17年目を迎える「明治おいしい牛乳」の製法を進化させ、新鮮なミルクの香り、すっきりとした後味を向上、リニューアル商品を3月18日から順次投入し、明治おいしい牛乳ブランドのさらなる強化を図る。

殺菌前に生乳に含まれる溶存酸素を低減し、酸化による風味変化を抑える同社独自の「ナチュラルテイスト製法」を進化させ、生乳を工場へ受け入れた後すぐに溶存酸素を低減することで、より酸化しにくく、おいしさをさらにアップさせたのがリニューアルポイント。

もともと同ブランドは、「新鮮な生乳のおいしさを家庭まで届ける」がコンセプトで、新鮮な生乳の自然でさわやかな香り、ほのかな甘み、まろやかなコクはそのままにすっきりとした後味がウリ。今回そのおいしさをさらに進化させた。ナチュラルテイスト製法は新たに特許取得している。

キャップ付き容器900ml、ゲーブルトップ500ml、スリムブリック200ml、125ml×3本パックはいずれも希望小売価格設定なし。低脂肪牛乳のゲーブルトップ1000mlは税抜220円。なお東北・北海道地区では1000ml牛乳の販売を終了し、3月27日から進化した900mlへ切り替える。

同ブランドは、味の差別化が難しいとされる牛乳市場で、いち早く香り、後味の差別化を実現し、現在も牛乳類市場のトップシェアを走り続けている。

〈食品産業新聞 2018年3月22日付より〉

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