「明治 GOLD LINE」にこだわりのチョコアイス投入 カカオ分を訴求、本格感で差別化
刷新前の商品も味の評価は高かったが、チョコ最大手としてチョコの本格感によりこだわった仕立てに刷新、アイス市場でもチョコフレーバーで存在感を高めていく構え。
着目したのは、カカオ分の訴求。冬アイスの定着でアイス市場が5年連続で過去最高を更新し、うちチョコフレーバーは消費者の選択基準の一つとしてカカオに注目する人が増えていることから、菓子事業での成功例も参考に、今回の刷新でカカオの配合分とその表示にこだわった。
「CACAO36%バニラ」は、カカオ分36%のチョコを、コクのあるバニラアイスにコーティングし、ほどよいカカオ感とアイスとの絶妙な組み合わせが特徴。「同65%チョコレート」は力強さとフルーティーな酸味があるカカオ分65%のチョコを、カカオ風味豊かなチョコアイスにコーティングし、チョコの味わいを深めた。パッケージ中央にはカカオ分36%、65%をそれぞれ大きく表記し、チョコによりこだわったアイスであることを強調している。90ml、バニラは税別130円、チョコは160円。
同社では「今後も今まで以上にチョコの本格感を楽しめるアイスとして差別化を図っていく」としている。
〈食品産業新聞 2018年3月22日付より〉
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