森永製菓、18年連続伸長の「チョコモナカジャンボ」など主力アイスを生産強化へ
〈建設中の高崎第3工場にアイス製造ライン、2021年4月から稼働予定〉
森永製菓は、「チョコモナカジャンボ」など主力アイスクリームの生産体制強化に向け、現在建設中の群馬県、高崎第3工場にアイスの製造ラインを新設する。稼働は2021年4月予定。
森永製菓は、「チョコモナカジャンボ」など主力アイスクリームの生産体制強化に向け、現在建設中の群馬県、高崎第3工場にアイスの製造ラインを新設する。稼働は2021年4月予定。
同工場は2019年4月に着工しており、菓子「ダース」などチョコレート主力商品の生産拠点集約へ向け建設を進め、2020年4月に竣工、同年9月に「ダース」の製造ライン稼働を予定している。2階建て、延べ床面積3万5450平方メートル。
アイスの製造ラインはこの工場内に86憶円を投じ新設するもので、18年連続で伸長し続ける「チョコモナカジャンボ」の生産効率化と供給体制の強化・整備を主に進め、夏の最需要期における供給の瞬発力と低コスト化を両立していく。同アイスは大量在庫せず、工場で作って5日で問屋にもっていく鮮度マーケティング、これによるモナカのパリパリ感の維持にこだわっており、供給体制の強化、瞬発力は大きな強みとなる。
新設するアイス製造ラインのこのほかの生産商品は、チョコモナカ同様にロングセラーの「板チョコアイス」。なお、高崎第1工場は2011年7月稼働、第2工場は2013年1月稼働で、主に「森永ビスケット」「カレ・ド・ショコラ」「ハイチュウ」を製造している。