2014年9月期は減収増益、黒字回復=ミツハシ

㈱ミツハシの三橋美幸会長兼CEO(炊飯事業本部長)、木津嘉人社長兼COO(管理部・業務部・品質保証部管掌)、金井順取締役(精米事業本部長)の役員陣3氏は29日、神奈川県横浜市の同社で専門紙誌記者と懇談、減収増益となった前48期(2014年9月期)を振り返るとともに、現状や今後の方針などを語った。
前期業績のうち米穀事業では、数量(重量)ベースで玄米が増加、精米が減少したものの、単価は玄米・精米とも下落。売上高は274.53億円(9.5%減)となった。炊飯・加工品事業では、販売価格が下落した結果、売上高90.89億円(9.5%減)。トータルでも365.42億円(7.6%減)の減収となった。しかし米価下落局面での粗利確保、製造・物流面でのコストダウンを進めた結果、営業利益2.47億円(前期は営業損失11.72億円)、経常利益2.91億円(前期は経常損失11.39億円)の増益を確保。当期純利益も2.48億円(前期は当期純損失7.02億円)を計上し、黒字回復を達成している。

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