15年3月期連結、業務用ミックス増で増収、経費見直しで増益=日東富士製粉
日東富士製粉㈱(下嶋正雄社長)は4月30日、2015年3月期決算を発表した。連結ベースでは、売上高512億100万円(前期比2.2%増)、営業利益16億3,700万円(9.9%増)、経常利益20億9,200万円(11.9%増)、当期純利益11億8,300万円(4.7%増)。セグメント別概況は次の通り。
<製粉及び食品事業>売上高444億9,100万円(前期比2.2%増)、営業利益13億2,600万円(0.8%増)。小麦粉の販売数量は前期比で若干減少したが、業務用ミックスの販売数量増加などで増収。徹底した経費の見直しで増益となった。<外食事業>売上高65億1,500万円(2.1%増)、営業利益2億900万円(480.6%増)。外食子会社の㈱さわやか(連結対象期間2014年1月~12月)は、ケンタッキーフライドチキン店の販売が好調で増収、店舗ごとの経費を徹底して見直し利益面は大幅改善した。<運送事業>売上高21億8,000万円(2.6%減)、営業利益9,700万円(12.6%減)。日東富士運輸㈱は、採算を重視した受注に注力し、減収減益。次期については「製造・販売・研究開発・配送が一体となり、徹底した効率の追求と競争力の強化に取り組むとともに、三菱商事グループ各社との連携強化、㈱増田製粉所との開発・営業面でのシナジー効果の増加で業績拡大に最大限努力」としている。次期連結通期業績予想は、売上高515億円(前期比0.6%増)、営業利益14億5,000万円(11.5%減)、経常利益17億5,000万円(16.4%減)、当期純利益11億円(7.0%減)。
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