【総会】生産・輸出量好調、問題は原料価格=全国米菓
【全国米菓工業組合 (25日)】事業報告によると2014(平成26)年度は、当初厳しいスタートだった生産量が結果的に0.1%増(暦年)で終わり、年明け以降も1月3.0%増、2月6.8%増、3月13.7%増と好調に推移している。輸出も11%増と好調。輸入は11%減だった。原料のうち加工用米は、25年産で全国出荷団体が一方的に12,000円(24年産11,000円、23年産8,750円)と引き上げてきたことから、契約わずか1,360tにとどまった。26年産は9,600円だったが契約1,456t。同じく26年産の地域流通だと、ホクレンや大潟村農協、関東近在農協との間で直接契約した結果、約5,600tを確保した。27年産では全農が県組合に直接条件提示したことから全国米菓として抗議(今年2月)している。