日産11.5万食の包装米飯製造ライン新設、来年8月完成へ=サトウ食品
サトウ食品工業㈱(佐藤元社長)は13日、新潟県北蒲原郡聖籠町の東港第二工場に包装米飯製造ラインを新設すると発表した。取得価額は税別14億円。13日の取締役会で決議したもので、12月に着工し、来年8月に完成する計画。現状、同社の無菌包装米飯専用工場は、東港工場の6ライン・日産59.5万食と北海道工場の2ライン・日産20万食。今回、同社は東港工場内の1ライン日産8万食を撤去、既存ライン比3.5万食増にあたる日産11.5万食のラインを新設。さらに、自動化により既存ライン比20%の人員削減を可能にする。
ライン新設に伴い、撤去予定のラインの簿価1億700万円は減損損失として特別損失に計上する見込み。これに伴い同社は2016年4月期第2四半期の連結業績予想の当期純損失を前回発表の24.0億円から31.0億円に下方修正している。