カラーマスターGSシリーズ後継機「ピカ選MASTER」発売
㈱サタケ(佐竹利子代表)は12月1日、米穀小売店・精米工場小口ライン向け光選別機の新製品、「ピカ選MASTER(FMS2000-M、写真)」を出荷開始する。
11月2日から販売を開始しているもの。生産中止している小型機「サタケカラーマスターGSシリーズ」の、最新式の後継機種にあたる。全高178㎝と「ピカ選」シリーズ機種で最もコンパクトで、従来機からの更新の際、タンクや昇降機など付帯設備の工事を最小限にとどめ、導入コストを抑えられる。
シュート部には全面U溝シュートを採用、原料の流路を制限することで不良品除去時の 良品巻き添えを減らし、1次選別のみの使用ながら、高い歩留まりを実現した。選別部にはフルカラーカメラを採用、色差の小さい不良品や異物も高精度に選別・除去できる。対象原料はうるち白米・玄米ともち白米・玄米。時間当たりの処理能力は0.3~1.7tと幅広く対応。希望小売価格は税抜300万円。サタケは「年間販売目標は300台。主にカラーマスターを使っていた顧客に販売する」としている。