形状選別機能を搭載した光選別機「ピカ選αPLUS」を発売=サタケ
サタケ(佐竹利子代表)は3日、形状選別機能を搭載した光選別機「ピカ選αPLUS(アルファプラス)」(FMS2000-F=写真)を発売したと発表した。
11月25日から販売開始したもの。昨年発売した「ピカ選α」の上位機種にあたる。従来の色彩による判別では、割れた原料や、原料同士が固着した物など、良品と同色の形状不良品の選別が困難だった。「ピカ選αPLUS」は色彩による選別に加えて、形状による選別機能を搭載、より幅広い原料に対応できるようになった。
機体寸法は高さ1,775mm×幅480mm×奥行1,260mm。機体質量は160㎏。フルカラーCC D2基を搭載し、光源にはCCFL(冷陰極管)6本を採用。平シュート/U溝シュートは240㎜幅で、エジェクタは5㎜ピッチを48個(小粒用/大粒用)搭載。処理能力は毎時0.5~2.0t。オープン価格。サタケは「顧客からの要望もあり、発売に至った。豆、雑穀などの農産物、一部工業製品などでの利用を想定している」、「農産物加工・流通業者などへ年間20台の販売を見込む」としている。