サトウ食品第2四半期は増収、包装餅・包装米飯とも好調

サトウ食品工業㈱（佐藤元社長）は9日、2016年4月期第2四半期決算を公表した。連結ベースで売上高118.72億円（前期比13.6％増）、営業損失3.41億円（前期は3.90億円の営業損失）、経常損失2.54億円（前期は4.10億円の経常損失）。東港工場の包装米飯製造ライン新設に伴い、既存1ラインの撤去費用0.76億円を特別損失に計上し、四半期純損失は2.44億円（前期は2.41億円の純損失）。通期業績予想は前回（6月9日）発表の当期純利益6.70億円を5.90億円（前期比393.2％増）に下方修正している。
製品分類別では、前期四半期で昨年9月に子会社の㈱きむら食品が包装もち製造を開始した影響が限定的だったこと、「サトウの切り餅 金芽米もち」を発売したことなどから、第2四半期の包装餅製品は売上高41.09億円（前期比27.9％増）。包装米飯は「サトウのごはん」シリーズ｢魚沼産こしひかり｣、｢発芽玄米ごはん｣、｢麦ごはん｣(いずれも150g）などを発売し、売上高77.31億円（同6.9％増）となった。